アスベストを含んだ解体は一般的な解体よりも費用がかかるの?
アスベスト含有の建物は一般の解体工事とは違った手順を踏むことになりますので、数十万円、数百万円規模で費用がかかるケースが多いです。
どのぐらい差が出るかは建物の規模によって異なります。
アスベストを含んだ建物の解体では、近隣対策のため隔離と排気が必須です。
作業員は防塵マスクを着用し、体内にアスベストが流れないように注意して作業していきます。
そして外部に流出しないように、必ず飛散防止シートで囲って作業していきます。
何重にも囲って密封状態を保ちます。
次に排気装置を室内に導入します。
排気装置は室内に充満してしまったアスベストの空気をきれいにする機械です。
特殊なフィルターを通過することで、安全な空気として廃気していくことができます。
そして解体する際は必ず粉じん飛散防止湿潤化対応を行います。
簡単に言うと、アスベストが流失しないようにコーティングして廃棄する手段のことです。
アスベストを含んでいる廃材はしっかりと密閉状態に梱包し、廃棄していきます。
このように一般の解体とは違って、かなり慎重な作業が求められます。
油圧ショベルでガンガン壊していくことができませんので工期が長くなり、それが工事費用に反映されます。
アスベスト含有の建物の解体にお困りなら創樹にご相談ください。
2023.04.20