アスベストを使用している建物の解体はどんな注意が必要?
アスベストを含有している建物、あるいは含有している可能性がある建物に関しては通常の解体とは違った手順にて対応していく必要があります。
アスベストは吹き付け材として使用しているケース、あるいは保温材や断熱材に含まれているケースなどが存在します。
吹き付け材として使用されているケースが一番リスクが高いです。
空気中への飛散の可能性がありますので、必ず建物をすべて覆って作業します。
そして作業員も吸い込んでしまうことを防ぐため、防塵マスクや防護服を着用し、万全の対策にて作業していきます。
作業中は排気装置も設置します。
アスベストが充満してしまうと、作業員の身の危険を及ぼすことになりますので、フィルターを介して正常な空気へと入れ替えを行います。
そして作業中は湿気量を高度に保ち、湿潤化を行います。
空気が乾燥していると空気中に飛散してしまうので、例えば、建材などを湿らせて解体していきます。
その方が飛散が少なくなり、安全性が高まります。
作業後の防護服類の清掃や廃棄を行い、また作業員自身もしっかりと体を洗って対策する必要があります。
創樹では万全の対策を講じ、アスベスト建造物の解体も行っています。
お気軽にお問い合わせください。
2022.12.20